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ドローダウンは資金残高の目減りです。直近のピークから資金がいくら少なくなったかを表し、投資法を評価するときに非常に重要な情報となります。
最大ドローダウンは、(認識している範囲内で)過去に起こったドローダウンのなかで最大のものです。最大ドローダウンがマイナス何%かということは、評価時に最も気になる部分です。
ただ、ドローダウンの長さも注意してみる必要があります。ドローダウンの深さ(マイナス分)が大したことなくても、ドローダウンが長い場合には別のリスクが問題になります。
それは、機会損失。
ドローダウン中もポジションを継続している限り、その資金を他に回すことはできません。あまりにもドローダウンからの回復が遅い場合には、ポジションをクローズして、資金を他に回した方が得策かもしれません。
ということで、ドローダウンは期間の長さにも注意してください。
ペイオフレシオとは、勝ったときの利益率の平均を、負けたときの損失率の平均で割ったあたいです。
ペイオフレシオが大きいということは、小さく負けて大きく勝つことを表し、ペイオフレシオが小さいということは、小さく勝って大きく負けることを表します。
こう書くと、ペイオフレシオが大きい方が良いに決まっていると思うかもしれませんね。しかし、実際にはこれに勝率が関係してくるので、ペイオフレシオが大きい方が良いとは単純に言えません。
一般に、ペイオフレシオが大きくなればなるほど、勝率が低くなります。逆に、ペイオフレシオが小さい場合は勝率が高くなります。
つまり、ペイオフレシオが大きくても小さくても、勝率との組み合わせ次第で勝ち残ることはできます。どちらを選ぶかは、個人の好みの問題ですね。
プロフィット・ファクターは、一定期間内の(勝ちトレードの)利益総額を(負けトレードの)損失総額で割った値です。
その意味するところは、ある金額の損失を覚悟したときに、その何倍の利益が期待できるか?ということです。
つまり、稼ぐための一種の効率を表しているのですが、一定期間(たとえば1年とか1ヶ月など)の利益率に関しては何の情報も教えてくれません。この辺は、誤解のないように。
たとえば、つぎの2つはどちらもプロフィット・ファクターが2.0ですが、利益率は異なります。
■ 初期資金100万円、1年間で2万円勝ち、1万円負けた → 年利1%
■ 初期資金100万円、1年間で20万円勝ち、10万円負けた → 年利10%
もう、明らかですよね。
無料の自動売買システムは『買い』でしょうか?
この場合の『買い』とは、もちろん、『使える』という意味です。これに関しては、他人の開発した自動売買システムを使うという事がどういう事かを考えれば、答えは自ずと明らかです。
有料/無料を問わず、ほとんどの自動売買システムは、ユーザがその中身の詳細を知ることはできません。
その自動売買システムがどの程度使えるものなのかは、運用成績のデータから判断するしかありません。しかも、そのデータはシステムの提供者が提示したものです。そして、実運用の結果を含んでおらず、バックテストの結果のみという事も少なくありません。
いずれにしても、システムを評価する材料は、基本的に運用成績のデータのみなのです。ここに、有料/無料の違いはありません。
運用成績のデータを評価して良ければ利用するし、そうでなければ見送るだけです。無料の自動売買システムであっても同じ事です。
バイナリーオプションで利益を出すには、勝率が損益分岐点より高ければOKです。ただし、これはとにかく損益がプラスになると意味です。
まともに大きく稼ぎたいのであれば、さらに次のような条件が必要です。
★ トレードの回数を増やす
どの程度のトレード回数が必要かと言うと、1日に数回では足らないでしょう。つまり、1日に10数回以上ということになります。
なぜかと言うと、バイナリーオプションの場合、1回のトレードの利益は大きくできないからです。小さく数多く稼ぐという戦略以外はありえないのです。(FXのように値幅で稼ぐ事ができないため。)